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【マニアック向け】鍼が痛みを減らす理由
2026.4.14
慢性的な身体の痛みに向き合う際、選択肢となるのが鍼です。
なぜ細い鍼を刺すだけで痛みが緩和されるのか。
その裏側では、生体内で確定している複雑な神経生理学的反応が起きています。
今回はそれらを解説していきます。マニアック向けなので飽きたら読むのをやめましょう。笑
なぜ細い鍼を刺すだけで痛みが緩和されるのか。
その裏側では、生体内で確定している複雑な神経生理学的反応が起きています。
今回はそれらを解説していきます。マニアック向けなので飽きたら読むのをやめましょう。笑
1. 脊髄における信号遮断:ゲートコントロール
鍼刺激は、太い感覚神経であるAβ線維を優先的に刺激します。この信号は、痛みを伝えるC線維よりも速く脊髄後角に到達し、介在ニューロンを介して痛みの伝達を抑制します。脳が「痛み」として認識する前に信号をブロックする、生体の防御システムを利用した鎮痛です。
2. 下降性抑制系と内因性オピオイド
刺激が中枢神経(脳)に伝わると、中脳辺縁系からβ-エンドルフィンやエンケファリンといった内因性オピオイドが分泌されます。これらが下行性抑制系を活性化し、脊髄レベルで痛みの伝達を強力に抑え込むことで、全身的な除痛効果を発揮します。
3. 局所血流を劇的に変える「軸索反射」と「CGRP」
鍼刺激の最も特徴的な局所反応が軸索反射です。鍼の刺入により逆行性の神経インパルスが発生し、感覚神経末端から以下の神経ペプチドが放出されます。
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CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド): 強力な血管拡張作用を持つ物質。
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サブスタンスP: 血管透過性を高め、循環を改善する物質。
これらの放出により、局所の血管が拡張して血流が急増します。その結果、組織内に蓄積していた致痛物質が速やかに洗い流され、酸素供給が再開されることで、筋硬結に起因する痛みが消失します。
武蔵中原で科学的根拠に基づいた鍼治療を
当院では、これら解剖生理学的な事実に基づき、武蔵中原にお住まいの皆様へ鍼灸施術を提供しています。
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